キルトに綴る小さな愛のかけらたち

「わたし」の心身たましいを通した気づきのピース・しなやかに生きるためのアイディアと洞察

時代が変わる、変わっていく感、明日からどうやって生きる?

 

「ヤク」なんかやったことないオレが、近藤さんの自伝でもあるこの名著を一気読みした記憶。

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※本日ちょっとした気分により「オレ」調になっております。

 

薬物依存症の恐ろしさというより、アディクション/依存症が、特別のもので特別に隔離されるべき「病」ではないということを、
 
人と人との関わりって「人が生きる」上で一体どんな意味を持っているんだろう? ということを、
 
理不尽という3文字では済まないような事象できごともろもろが頻発するこの世において、人が「まともに生きる」って一体なんだよ!!
 
とかなんとか、、
 
言葉にならない重い想いをずっしり感じながら、骨身にしみさせながら、死ぬほど感動しながら唸りながら読んだのですわ!!
 
名著中の名著!!!!!
 
近藤恒夫 (薬物依存症者リハビリプログラム・DARC創設者)
『薬物依存を越えて―回復と再生へのプログラム』
 
 
あろうことかかつて某大学(30すぎて編入した通信制)の卒論の原稿書きしてた頃(2005年前後)に、なぜかこの本を手にとって読み耽ってたっけ。
 
急に思い出した!!
あの頃はまだタバコ吸ってて、コーヒーも今よりガブガブお茶がわりに飲みまくってて、
 
椅子に座っているものの、片足は椅子の座に上げて「立て膝」した状態で、くわえタバコしながらモクモクが目に染みるんってんで片目閉じて、片目でキーボードとPC画面を見ながらカチカチ大量の活字を打ち込んでたあの頃。。
 
(このとき書いた論文は「保管論文」になりましたのよw てかオレのこのエピソードもなかなかやないかいww)
 
自己の「病」と戦いながらも「人の生」に対して真っ正面から見据えてダルクを続けてきた大将!
 
一度はお会いしたかったなぁああ〜〜。
 
オレがかつて、クロスアディクションやら共依存やら、あげくCPTSDやら解離症状やらパニック発作やらなんやらに苦しんでた頃
 
(驚くことに心理学やらアートセラピー やらの学び渦中に重なってるという、何足ワラジで暮らしてたか自分でも覚えてねぇ。オレやっぱ強者やなw)
 
この時代にオレが密かに生き抜くために支えにしていた概念やらエピソードやらを発信してきた時代の「先生」から「達人」まで、今やお歳をめされて現役を引退とか、、
 
そういうオレも還暦まで残5年なんだからしょうがねえなーー!
 
オレは人生のピークは12歳で終わってんだからwww
そのもう4倍以上を生き抜いてきたんだから、
そうだよね、近藤さん、オレも充分がっつり生きてたよね。
 
しかも「大都市部の片隅で五十路を超えた困窮と孤立を強いられながらも血みどろになったり生き返ったり死んだりを繰り返しながら生き抜いてきた独りきりの女」が、この国の他にそうそう居りませんですぜ!(とあえて言わせていただこう)
 
時代が終わる実感。
 
大きく時代が動いてる感。
 
さぁ、明日はどう生きよう?!
 

 

 

近藤恒夫さんご冥福お祈りします。

apari.or.jp

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